「WordPressブログやホームページを始めたいけど、サーバーやドメインの設定が難しそう…」
そういった不安な方に向けて、この記事ではシェアNo.1レンタルサーバーの「エックスサーバー」でWordPressブログやホームページの始め方をまとめました。
WordPress利用歴10年以上の筆者が、初心者向けにわかりやすく解説します。
エックスサーバーとWordPressの関係
エックスサーバーは、WordPressとの相性が非常に良く、以下のような特徴があります。
- クイックスタートで初期設定が簡単
- WordPress簡単インストール機能付き
- 高速・安定した表示速度
- セキュリティ機能も充実
WordPressブログを始める前に必要なもの
- エックスサーバーの申し込み(無料お試し期間あり)とプランの選択
- 無料期間が過ぎたら料金の支払い
- 独自ドメインの取得(エックスサーバーなら永久無料特典あり)
- WordPressのインストール(無料)
エックスサーバーでWordPressを始める手順
エックスサーバーでWordPressを始めるには、以下2つの方法があります。
- WordPressクイックスタート
エックスサーバーの申し込みと同時にWordPressもインストール - WordPress簡単インストール
エックスサーバーの申し込み後にWordPressを簡単にインストールできる機能
当サイトも、エックスサーバーのWordPress簡単インストール機能を使いました。
「WordPressクイックスタート」で同時設定する場合
「WordPressクイックスタート」とは、エックスサーバーの申込みと同時に以下をすべて自動で完了してくれる初心者向けの機能です。
- サーバー契約
- 独自ドメイン取得・設定
- WordPressのインストール
- SSL設定(セキュリティ対策)
- 初期ログイン情報の発行
申込み後すぐにWordPressサイトを使い始められるため、初心者でも最短10分ほどでブログを始められるのが特長です。ただし、無料お試し期間は使えず、申込み時点で料金が発生する点には注意が必要です。
「WordPressクイックスタート」で始めるには、エックスサーバー公式サイトから「新規お申込み」などのボタンを
料金プランを選択して、「WordPressクイックスタート」のボックスにチェックを入れます。
注意書きを確認したら「確認しました」を押します。
サーバーの契約期間を選択します。
取得したい独自ドメイン名を設定します。独自ドメインとは、「〇〇.com」や「〇〇.org」などURLの一部分になっているものです。
WordPressのブログ名(サイト名)、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力します。
「ブログ名」と表示されていますが、WordPressでホームページやネットショップを作成したい場合も、この欄にサイト名を入力して問題ありません。後から変更もできます。
その後、Xserverアカウントの必要事項を入力して登録していきます。
その後、SMS(ショートメール)や電話番号認証をして、手続きを進めれば完了です。
「WordPress簡単インストール」機能を利用する場合
「クイックスタート」を選ばずに無料体験から始めた場合でも、WordPressは後から簡単にインストールできます。以下の手順で進めてください。
申し込みしてXserverアカウントの登録をする
まずは、公式サイトから通常通り申し込みましょう。エックスサーバー公式サイトにアクセスしたら、「無料お試し」のボタンを押します。
料金プランを選択し、ページ下部の「WordPressクイックスタート」にチェックを入れない状態で申し込みを進めてください。
必要事項を入力し、SMS(ショートメール)または電話番号認証を行い、Xserverアカウントが作成できたら次の手順に進みます。
独自ドメインを取得・設定
エックスサーバーでは、マイページから独自ドメインを1〜2つ永久無料特典で取得できます。
複数のサイトを運営する場合は、別途有料でも取得することができます。マイページから「ドメイン取得」を押します。
入力欄に任意のドメインを入力して、取得者がいなければ有料で申し込むことができます。
取得した独自ドメインをレンタルサーバーと紐づけます。マイページから「ドメイン設定」を押します。
取得したドメイン名を入力し、「無料独自SSL(セキュリティ対策)」と「Xアクセラレータ(高速化・アクセス数拡張機能)」にチェックを入れます。
その後、画面の手順に沿って手続きを行えば完了です。
WordPress簡単インストールを実行
はじめにサーバーパネルにログインし、「WordPress簡単インストール」を押します。
追加したドメインの中からWordPressを設置したいドメインを選択します。
次のページへ「WordPressインストール」を押します。
- サイトURL(ドメイン)の選択
- ブログ名(ホームページの場合はサイトタイトル名)
- ユーザー名:半角英数字、半角スペースと一部の記号
- パスワード
- メールアドレス
- キャッシュ自動削除:初期設定(ON)でOK
- データベース:初期設定(自動でデータベースを生成する)でOK
- 全て入力したら「確認画面へ進む」を押す
※それぞれ入力できる文字数や記号などは、項目右側の(?)にカーソルを合わせると詳細が表示されます。
内容を確認し、「インストールする」を押します。
これでWordPressが設置されました。表示されている「管理画面URL」を押すと、WordPressのログイン画面へアクセスできます。
その後、WordPressの初期設定やデザインテンプレートを選択するなど、お好みに合わせて構築できます。
この方法なら、無料お試しを活用しつつ、後からWordPressを本格運用に移行することが可能です。
WordPressの管理画面にログイン
インストール後、表示された「管理画面URL」からWordPressにログインします。管理画面URLは、ブックマークしておきましょう。
パスワードを忘れてログインできない場合は、ログイン画面から再発行できます。
エラー画面など他の理由でログインできない場合は、複数の理由が考えられます。AIに聞いたり、エックスサーバーのサポートなどに問い合わせるなど解決してください。
WordPressの初期設定とおすすめのカスタマイズ
パーマリンク設定
パーマリンクとは、各記事やページごとに割り当てられるURLの形式のことです。たとえば、以下のように変更できます。
https://example.com/?p=123(初期設定)
↓ ↓ ↓
https://example.com/sample-post(カスタム設定)
SEO対策やユーザーの見やすさのため、「投稿名(/%postname%/)」に設定するのが一般的です。
設定は、WordPress管理画面の「設定」→「パーマリンク」を押し、投稿名を選択したら「保存」を押して完了です。
WordPressテーマの選択
WordPressテーマとは、サイトのデザインやレイアウト、機能のテンプレートのことです。
見た目(色・フォント・配置)や、投稿一覧・固定ページ・ヘッダー・フッターなどの構造を一括で変更できます。無料テーマと有料テーマがあり、用途や好みに応じて選べます。
※当サイトはTCDテーマを利用しています。
テーマの変更は、WordPress管理画面の「外観」→「テーマ」を選択肢、様々なテーマを選択できます。また、有料で購入したテーマは、上部の「テーマのアップロード」を押してインストールします。
3. WordPressプラグイン
WordPressプラグインとは、サイトに新しい機能を追加できる拡張ツールです。例えば、以下のようなプラグインをインストールするだけで機能を追加できます。
- セキュリティ対策:
CloudSecure WP Security、XO Security、SiteGuard WP Plugin - SEO対策:
SIMPLE SEO PACK、All in One SEO、Yoast SEO - お問い合わせフォーム:
Contact Form、Googleフォーム(プラグインではないが貼り付けられる)
※エックスサーバーやWordPressテーマに同様の機能が付いている場合があります。機能が重複すると不具合が起きる場合がありますので、インストールや設定にご注意ください。
これ以外にも様々な機能のプラグインを追加することができます。
プラグインを調べるには、WordPress管理画面の「プラグイン」→「プラグインを追加」を押します。その後、上うのメニューからプラグインを調べてインストールします。
もし、他のウェブサイトからダウンロードしたプラグインについては、上部の「プラグインのアップロード」からファイルをアップロードしてインストールできます。
複数サイトや移行・削除の注意点
- 複数サイト運営:
サーバー管理画面から〇〇.example.comなどのサブドメインを設定すればOK - WordPress移行:
エックスサーバーの「簡単移行」機能で他社サーバーから引っ越し可能 - 削除方法:
エックスサーバーの管理画面から削除可能
まとめ:エックスサーバーならWordPress初心者でも安心
エックスサーバーは、初心者に優しい設定と高性能を兼ね備えたレンタルサーバーです。WordPresssブログを始めたい方は、まずは無料お試しからスタートしてみてください。