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ECサイト用WordPressテーマTCD7個 日本語・WooCommerce・Welcart対応
サイト作成ツールのWordPress(ワードプレス)では、簡単にECサイト(ネットショップ)を構築することもできます。
WordPressへ、WooCommerce(ウーコマース)や、Welcart(ウェルカート)といったプラグインを入れるだけでECサイトになります。
国内シェアNo.1のWordPressテーマTCDでも、日本語対応のECサイト用デザインテンプレートが複数提供されています。
そこでこの記事では、複数のECサイト用WordPressテーマTCDを比較しながら解説します。
ECサイト用WordPressテーマTCDとは?
WordPressテーマTCDは、ユーザー数12万人以上を誇る、WordPressテーマです。企業やお店のホームページ、様々な形式のメディア・ブログなど、複数のバリエーションが提供されています。
その中でECサイト用のTCDテーマは、WordPressを用いてECサイトを構築するためのテーマの一つです。洗練されたデザイン性の高さだけでなく、SEO対策など集客の機能もサポートしています。
また、TCDテーマはカスタマイズ性が高く、デザインやレイアウトを調整し、自分のブランドに合わせることができます。
ECサイト用WordPressテーマTCDの特徴
ECサイト用WordPressテーマTCDには、以下のような特徴があります。
- ユーザー数12万人以上:TCDは国内WordPressテーマでシェアが高く、多くのユーザーが利用
- ECサイト向け独自機能:TCDテーマの共通機能に加えて、テーマごとの独自機能あり
- 日本語対応:管理画面が日本語に対応しているため、日本人に使いやすい設計
- デザイン性の高さ:洗練されたデザインと、自分でも設定できるデザイン機能を提供
- 販売商品別のテーマ:日本の食や伝統工芸品、デジタルコンテンツなど商品別のテーマあり
TCDはECサイト構築において信頼性が高く、多様なニーズに対応できるWordPressテーマとして人気があります。
ECサイト用WordPressテーマTCDで構築するには?
WordPressでECサイトを構築するには、EC用プラグイン(拡張機能)をインストールする必要があります。
これは、TCDテーマに限らず、どんなWordPressテーマでも共通です。
その代表的なプラグインが、WooCommerce(ウーコマース)とWelcart(ウェルカート)です。
それぞれのプラグインの概要と比較表を、次の項目からご紹介します。
ECサイト用WordPressテーマTCDで使うプラグイン比較
項目 | WooCommerce | Welcart |
---|---|---|
初期費用・月額 | 無料 | 無料 |
決済方法 | PayPal、カード、銀行振込、 口座振替、キャリア、コンビニ、 電子マネー、後払い | カード、銀行振込、 口座振替、キャリア、コンビニ、 電子マネー、後払い |
販売手数料(※1) | 1.5%〜 | 2.9%〜 |
追加プラグイン料 | 0円〜∞(※2) | 0円〜44,000円 |
言語対応 | 日本語・英語を含む多言語 | 日本語 |
日本での販売機能 | ◯ | ◎ |
海外での販売機能 | ◎ | △ |
カスタマイズ性 | ◎ | ◯ |
サポート |
※1:決済会社や支払い方法により手数料は変動します。
※2:WooCommerceプラグインを検索すると、1,000件以上表示されます。未確認のプラグインもありますのでご了承ください。
WelcartとWooCommerceは、どちらもWordPressにECサイト機能を実装する無料のプラグインです。
どちらも商品登録、決済、注文管理、顧客管理、配送設定など、ECサイトの基本機能を備えています。
それぞれのプラグインで決済機能を利用するには、指定の決済会社と契約する必要があります。
ただし、WooCommerceに関しては、PayPalやStripeのアカウントを作成して、プラグインを入れるとすぐに利用できます(本人確認が必要)。
また、販売手数料は、WooCommerceが最安で1.5%〜(PayPalの銀行振込)に対し、Welcartは最安2.9%となっています。
言語に関しては、WooCommerceは多言語に対し、Welcartは基本的に日本語のみとなっています。
ただし、WordPress自体は多言語に対応できますので、Welcartもカスタマイズすれば海外でも販売することができます。
WooCommerceは、日本を含む世界で販売できる機能があります。一方で、Welcartは日本での販売機能が充実しています。
WooCommerce(ウーコマース)
WooCommerceは、世界シェアNo.1のECシステムです。それだけ利用されているということは、それ相応にメリットがあります。
特徴
- 世界シェアNo.1のECシステム
- WooCommerce自体は無料
- 専用のWordPressテーマが豊富
- 拡張プラグインが豊富
- カスタマイズ性が高い
- 多彩な決済方法
- 販売手数料が安い
メリット
- 無料から利用できる
- 専用のWordPressテーマが豊富で、好みのデザインにしやすい
- テーマやプラグインが豊富なため、カスタマイズしやすい
- ユーザーが多様な支払い方法で決済できる
- 世界中で利用されているため、使い方やサポート情報が豊富
デメリット
- 日本語に非対応の拡張プラグインもある
- テーマやプラグインが豊富なため、選択するのに悩みが生じる
- 英語での情報が多く、日本語での情報が少なめ
- 個別のサポートを受けにくい
このように、WooCommerceはカスタマイズ性が高く、好みのECサイトにしやすいです。
Welcart(ウェルカート)
Welcartは、国産のWordPress用EC構築プラグインです。日本人が使いやすく、日本市場向けのECシステムになっています。
特徴
- 国産のECプラグイン
- Welcart自体は無料
- 日本市場向け
- 日本のサービスとの連携プラグインあり
- 多彩な決済方法
- 販売手数料はやや安い
メリット
- 日本語で利用できる
- 初期費用や月額費用が無料
- カスタマイズで自由度が高い
- 多彩な日本の決済方法に対応
- 個別のメール・サポートあり
デメリット
- 日本語以外の言語対応はカスタマイズが必要
- テーマや拡張プラグインが限定的
- 拡張プラグインの料金が若干高い
- 情報やコミュニティが限定的
- 国際的な決済機能が少ない
- メールサポートが有料
このように、総合力ではWooCommerceより劣るものの、日本国内での販売に便利な機能があります。
また、日本語でのメール・サポートも受けることができます。
ECサイト用WordPressテーマTCDの選び方
これらを踏まえて、TCDテーマを選ぶ際には、以下の点を考慮するのがオススメです。
- デザイン性:TCDでは、和風から幅広い商品に対応できるテーマまで提供
- 料金:テーマ別にデザインや機能が違い、その内容に応じて料金が違う
- 機能性:TCDでは共通機能だけでなく、それぞれのテーマごとの機能も提供
WordPressテーマTCDでは、デザイン性の高さだけでなく、TCDテーマオプションという独自機能が提供されています。
出典:Rebirth
色やフォントの変更、SNSボタンの設定、ロゴやトップページの設定、タイトルや本文の文字サイズの設定など、様々な設定をすることができます。
また、TCDクイックタグという、記事内のレイアウトを変更したり、本文を装飾するための機能もあります。
当サイトもTCDテーマを使っていますが、共通機能としては、以下のようなものがあります。
- アンダーライン1
- アンダーライン2
- アンダーライン3
このような機能の他にもいくつかの共通機能があり、その他にもテーマ別の独自機能が提供されています。
TCDテーマは、有料ではありますが、好みのECサイトを構築しやすいのが特徴です。
以上の要因を考慮して、あなたののニーズに最適なTCDテーマを選択してみてください。
他社の無料テーマは選ぶべきか?
当記事では、ECサイト用WordPressテーマTCDをご紹介していますが、他社の無料テーマを選ぶできでしょうか?
まず、WooCommerceについては、日本語対応の無料テーマが少ないのが現状です。また、Welcartについても公式を含め、日本語対応の無料テーマが少ない傾向があります(当記事の更新時点)。
無料テーマの傾向として、デザインがある程度良くても、機能性が低い傾向があります。
ECサイト用WordPressテーマTCD7個 日本語対応
上記が、提供されているECサイト用WordPressテーマTCDです。WordPressテーマTCDでは、どのテーマでも共通機能が提供されています。
- コンテンツビルダー:トップページのレイアウト変更機能(ブログ用テーマは対象外)
- TCDテーマオプション:全体のカラー変更、フォント変更、SNSボタンの設定など
- TCDクイックタグ:リンクボタン、色付きのアンダーライン、Google Mapの設定など
ECサイト用のTCDテーマは、それらの共通機能に加えて、それぞれ独自機能が提供されている場合があります。どのような機能があるのか、それぞれのテーマをチェックしてみてください。
また、Web制作会社にECサイト制作を依頼すると、数十万円かかります。しかし、TCDテーマを使って自分で制作する場合、数万円程度の料金で構築できます。
かなり低コストで、デザイン性の高いECサイトを構築できるメリットがあります。
RIKYU(リキュウ)/ tcd104
WordPressテーマTCDの「RIKYU(利休)」は、ECサイト・プラグインのWooCommerceに対応しています。テーマの名称やデモサイトは和風ですが、洋風デザインにもできます。
主な特徴
- さまざまなジャンルのECサイトに対応
- シンプルでクリーンなデザイン
- デザイン変更・複数の商品ランキング作成など多機能
メリット
- 複数ジャンルのECサイトを運営する場合、このテーマ一つで対応できる
- 売上順やレビュー順など、複数のランキングページでPRできる
- 長文のページも作成可能なため、しっかりと商品をPRしやすい
- ECサイトの機能を使わず、ブログとしても使える
デメリット
- 個性的なデザインや、変わったデザインにしにくい
- 店舗ホームページ+ECサイトにできなくもないが、BASARAの方がより最適
RIKYUは多ジャンルに対応しており、WooCommerceプラグインで国内外でも販売が可能です。そのため、幅広いECサイトに対応できる万能型のWordPressテーマです。
BASARA(バサラ)/ tcd100
WordPressテーマTCDの「BASARA(バサラ)」は、WooCommerceに対応しています。高級感のある和風デザインのため、日本の食や伝統工芸品などの販売に適しています。
主な特徴
- コンセプトは「店舗サイト+ECサイト」
- 高級感のある和風デザイン
- 縦書きテキスト機能
メリット
- 店舗のホームページとECサイトを同時に作成できる
- 美しい和風デザインのため、日本の食や伝統工芸品の販売に適している
- 縦書きテキストで和の世界観を演出できる
デメリット
- 和風なECサイト以外はデザインが適さない可能性がある
- 日本の食や伝統工芸品以外の商品に適さない可能性がある
BASARAはWooCommerce対応のため、海外向けに日本の商品を販売できるのも利点のひとつです。店舗のホームページだけや、ECサイトだけでなく、両方作成したい場合にお得な料金になっています。
common(コモン)/ tcd097
WordPressテーマTCDの「common(コモン)」は、WooCommerceに対応しています。TCDテーマの中で、唯一のデジタルコンテンツ販売を想定したWordPressテーマです。
主な特徴
- デジタルコンテンツ(ダウンロード商品)販売を想定したデザイン ※物販も可
- 商品画像の透かし文字や、商品動画の表示
- カテゴリー別売れ筋ランキング
メリット
- デジタルコンテンツを販売しやすい
- 透かし文字の設定などで、商品コピーの防止をしやすい
- カテゴリー別の売れ筋ランキングで売上につなげやすい
デメリット
- 物販にも使えなくないが、他のテーマの方が最適
- 他のECサイト用テーマと比べて少し料金が高い
commonは、今までに制作されたECサイト用TCDテーマをベースに、更に進化している印象です。
デザインや独自機能は、主にデジタルコンテンツ販売向けですが、物販用にも使うことができます。デモサイトなどを確認しながら、どのように活用するのか検討してみてください。
Ankle(アンクル)/ tcd092
WordPressテーマTCDの「Ankle(アンクル)」は、WooCommerceに対応しています。シンプルなデザインと機能のため、初心者に最適なECサイト・テーマと言えます。
特徴
- ネットショップ・サービスのBASEに似た、シンプルなレイアウト・デザイン
- ECサイト用WordPressテーマTCDの中では最も低価格
メリット
- BASEのレイアウトに似ているため、お客様が直感的に操作しやすい
- 細かい設定が少ないため、初心者向けのECサイト・テーマ
- TCDテーマの中では料金が安いため、コストパフォーマンスが良い
デメリット
- シンプルなデザインのため、凝ったデザインはカスタマイズが必要
- 他のレイアウトや機能を追加したい場合は、他のTCDテーマのほうが最適
当記事でご紹介しているECサイト用TCDテーマの中では、最も料金が安いです。低価格でECサイトを作成したい方や、細かい設定が苦手な方にも良いかもしれません。
EGO.(エゴ)/ tcd079
ECサイト用のWordPressテーマ「EGO.(エゴ)」には、WooCommerceとWelcartの2つののプラグインに対応しています。デモサイトにあるとおり、独自機能でファッション性の高いECサイトを作成できます。
主な特徴
- ブロック画像での編集
- トップページ画像のグラデーション機能
- トップページにInstagramの画像を埋め込める
メリット
- 各種設定で自在な導線設計と、ファッション性の高いページの作成が可能
- SNS連携でフォロワーを増やし、リピート率を上げやすい
デメリット
- WooCommerce版とWelcart版が別売りのため、選択に悩みやすい
- 細かい設定が苦手な人は、向いてない可能性がある
WooCommerce版とWelcart版の2つがありますので、どちらを購入しようか迷うかもしれません。
もし、お困りの方は、当記事にある「プラグインの選び方」の項目に戻って検討してみてください。独自機能で、ファッション性の高いECサイトを作りたい方におすすめです。
GLAMOUR(グラマー)/ tcd073
ECサイト用のWordPressテーマ「GLAMOUR(グラマー)」は、Welcartに対応しています。TCDテーマ「EGO.」とはまた違った独自機能で、デザイン性の高いECサイトの作成が可能です。
主な特徴
- トップページの2分割ヘッダースライダー
- 縦長の商品画像を表示できる
- モーダルCTA(コール・トゥ・アクション)
メリット
- トップページのファーストビューで複数の商品をPRできる
- 縦長の画像表示で、縦長の商品PRをしやすい
- ブログ記事からCTAで商品の導線を作りやすい
デメリット
- シンプルなレイアウトにしたい場合、使わない機能がある
- 商品数が少ない場合、テーマのデザインや機能を効果が発揮しづらい
ECサイト用TCDテーマの中では、最も商品のPRをしやすいデザインや機能になっています。ECで効率的に売上を上げたい方は、GLAMOURをチェックしてみてください。
ICONIC(アイコニック)/ tcd062
WordPressテーマTCDの「ICONIC(アイコニック)」は、Welcartに対応しています。デモサイトでは、家具やインテリアの販売になっていますが、幅広い商品に対応できます。
主な特徴
- クリーンで綺麗なECサイト用テーマ
- 独自ECサイト+ブログメディアによる集客に特化
メリット
- クリーンなデザインのため、幅広い商品販売に対応できる
- EC+ブログがコンセプトのため、コンテンツマーケティングをしやすい
デメリット
- クリーンなデザイン以外のECサイトを作りづらい
- 集客には、コンテンツマーケティングの知識やスキルが必要
ICONICは、WordPressテーマTCD公式サイトの歴代ランキングTOP12にランクインしたことがありますECサイト用のTCDテーマの中でも売れ筋のテーマです。
まとめ
ECサイト用のWordPressテーマTCDは、幅広い商品に対応しており、WooCommerceやWelcartなど、人気のECプラグインにも対応しています。
それぞれのプラグインだけでなく、TCDの管理画面も日本語に対応しています。低コストでデザイン性の高いECサイトを構築できますので、一度チェックしてみてください。