国内シェアNo.1のレンタルサーバーである「エックスサーバー」。ホームページやブログを運営する上でかかせない高品質なサーバーとして人気です。
当サイトでもエックスサーバーを利用しており、その使いやすさと高い信頼性に満足しています。
本記事では、エックスサーバーの特徴、メリット・デメリット、できること、使い方について、実際の経験を基に解説します。
エックスサーバーとは?
エックスサーバーは、国内シェアNo.1を誇る信頼性の高いレンタルサーバーです。サービス開始から19年以上の運用実績があり、導入企業は18万社以上、240万以上のWebサイト運用を支えています。
このサーバーは、高速性、安定性、多機能を兼ね備えており、ブログや企業サイトの運営からECサイトまで、幅広い用途に対応可能です。
また、初心者にも安心の24時間365日のサポート体制や、高度なセキュリティ機能(暗号化通信、ファイヤーウォールなど)を提供しています。
特徴
エックスサーバーの主な特徴は以下の通りです。
- 安定性
サーバー稼働率は驚異の99.99%以上。 - 高速性
独自技術「KUSANAGI」による超高速環境を提供。 - セキュリティ
暗号化通信やファイヤーウォールで安全性を確保。 - 多機能
WordPressの簡単インストール、自動バックアップ、メールアカウント無制限などを装備。 - 充実したサポート
24時間365日のメール・電話サポート対応。 - 料金プラン
スタンダード、プレミアム、ビジネスの3つから選択可能。
できること
エックスサーバーを使うことで、以下のような多彩な用途に対応できます。
- ホームページ運営
HTML形式のサイトや、WordPress・Wikiシステムの簡単構築が可能。 - ブログ運営
WordPressを使ってプロフェッショナルなブログを運営。 - ネットショップ運営
EC-CUBEを使ってオンラインストアを簡単に立ち上げ。 - Webメール
独自ドメインのメールアドレスを取得し、OutlookやGmailと連携。 - メーリングリスト
LINEグループのように使えるグループメール機能を提供。 - メールマガジン配信
シンプルな機能でメルマガを送信。 - 高速化設定
Webサイトの表示速度を向上させる設定が可能。 - セキュリティ設定
不正アクセス制限などを簡単に設定。
さらに、プログラマー向けに専用機能も用意されており、高度なWeb開発にも対応しています。
エックスサーバーのメリット・デメリット
エックスサーバーには多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットも存在します。これらを理解することで、より効果的に活用することができます。
メリット
- 初心者でも使いやすい
わかりやすい管理画面と、メールおよび電話でのサポート体制。 - 安心のセキュリティ対策
暗号化通信やファイヤーウォールなど、セキュリティ機能が充実しているため、不安が少ない。 - 簡単インストール機能
WordPressやEC-CUBEなどのサイト作成ツールを手軽にインストール可能。 - Webサイトの安定稼働
高トラフィック時でもサイトが非表示になりにくい信頼性。 - 高速表示
サイト閲覧がスムーズで、管理画面の操作もストレスフリー。 - 幅広い用途に対応
ホームページ、ブログ、ネットショップ、Webメール、メルマガ配信など、さまざまな目的に対応可能。 - 無料で利用できる特典
サーバー10日間無料体験、独自ドメイン2つまで永久無料、無料の独自SSL。
デメリット
- 料金がやや高め
月額最安料金は990円(36ヶ月契約の場合)。ただし、短期契約(3ヶ月契約)の場合は月額1,320円となり、長期契約でないと割引が適用されない。 - プラン変更の手間
サーバー容量変更などのプラン変更は月単位での対応が必要で、迅速な変更が難しい。 - 電話サポートにフリーダイヤルがない
契約に関する問い合わせはフリーダイヤル対応だが、サポートの電話は通話料が発生する。 - サーバー設定の反映が遅い
設定反映が遅いと感じる場合があるが、これは他社サーバーでもよく見られる傾向。
デメリットは存在しますが、メリットの多さがそれを大きく上回るため、エックスサーバーは非常に価値のある選択肢と言えます。特に、信頼性や多機能性、サポート体制を重視する方におすすめです。
エックスサーバーの料金プラン
出典:エックスサーバー公式カタログ
エックスサーバーでは、スタンダード、プレミアム、ビジネスの3つがあります。最安がスタンダードプランの月額990円となります。
プランごとの主な違いとしては、以下の点です。
- vCPU/メモリ リソース保証(※)
- ディスク容量
※特定量のvCPUとメモリリソースを確保する機能です。他のユーザーの利用状況に影響されず、一定のリソースが保証され、サイトの表示速度低下のリスクが軽減されます。
契約期間に応じて料金が割引になりますので、予算に応じて検討することができます。以下の契約期間を選択できます。
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 12ヶ月
- 24ヶ月
- 36ヶ月
当サイトもエックスサーバーを使用しています。実際の使用感としては、小規模なホームページやブログを複数運営する程度であれば、スタンダードで十分です。
ページ数、画像や動画の数が多い場合は、より大容量のプレミアムやビジネスを検討すると良いでしょう。法人で、より豊富なサポートや高度なセキュリティサービスを利用したい場合は、ビジネスを検討してください。
エックスサーバーの申し込み方法
この記事では、人気のレンタルサーバー「エックスサーバー」の申し込み方法を、図解を交えて分かりやすく解説します。
必要なもの
エックスサーバーをお申し込みする際に必要なもん
- メールアドレス
契約に関する重要な通知が届くため、普段利用しているメールアドレスを準備してください。 - 携帯電話番号
最後にショートメールまたは自動通話による認証をしますので、ご用意ください。 - 支払い方法
クレジットカード、デビットカード、銀行口座など必要な情報を準備してください。翌月後払いのPay-easy(ペイジー)やコンビニ払いでも支払えます。 - 独自ドメイン(取得している場合)
既に「〇〇.com」や「〇〇.org」などの独自ドメインをお持ちの場合は、その情報(ドメイン名、ネームサーバー情報など)を準備します。新規取得の場合は、希望するドメイン名をいくつか考えておいてください。
無料お試し
まずはエックスサーバーの無料お試しの申し込み方法について解説します。はじめに、エックスサーバーの公式サイトにアクセスします。
トップページから「10日間無料で試してみる」のボタンを押します。
出典:エックスサーバー
お申し込みしたい種類を選択します。
- Xserver レンタルサーバー(個人向け):10日間無料お試しあり。コストパフォーマンスが良好。
- Xserver Business(法人向け):14日間無料お試しあり。法人向けで、大容量、高セキュリティ、サポート充実。
お申し込みしたいプランを選択し、「Xserverアカウントの登録へ進む」を押します。
Xserverアカウント情報の入力画面になります。以下の必要事項を入力して、「次へ進む」を押します。
- メールアドレス
- パスワード
- 登録区分:個人・法人
- 住所
- 電話番号
- インフォメーションメールの配信(任意)
- 「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」の同意
その後、メールアドレスに届いた確認コードを入力し、「次へ進む」を押します。
その後、入力内容を確認したら、「この内容で申し込みする」を押します。
続いて、SMS(ショートメール)または電話での認証を行います。国を選択して電話番号を入力します。
取得方法は以下の2つ選択できます。
- テキストメッセージで取得
- 自動音声通話で取得
その後、画面下部にある「認証コードを取得する」を押します。
その後、取得した認証コードを入力欄に入れて、「認証して申し込みを完了する」を押します。
これで、エックスサーバーの無料お試しのお申込みは完了です。
ログイン方法
エックスサーバー公式サイトの右上などにある「ログイン」を押します。
ログイン画面になりますので、メールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」を押します。
エックスサーバーの契約管理ページが表示されます。中央上部が契約したエックスサーバーの管理画面にアクセスできるボタンが表示されます。
本申込み
無料体験期間が終わった場合、本申し込みをする必要があります。以下、その手順を解説しました。
ログイン後の画面で上部の「料金支払い」を押します。
契約しているレンタルサーバーにチェックを入れて、契約期間を選択し、「支払い方法を選択する」を押します。
ご希望のお支払い方法を選択(今回はクレジットカード)し、「決済画面へ進む」を押します。
クレジットカード払いの場合は、番号・有効期限・セキュリティコードを入力し、「確認画面へ進む」を押します。
内容を確認し、「支払いをする」を押してお支払い完了です。
エックスサーバーの使い方
エックスサーバーは、初心者でも使いやすいレンタルサーバーです。ここでは、エックスサーバーの主な使い方を説明します。
独自ドメインの取得方法
サーバーを契約したら、独自ドメインを取得します。ドメインとは、「〇〇.com」や「〇〇.org」などURLの一部分にあたるものです。
- URL:https://〇〇.com
- ドメイン:〇〇.com(「https://」を含まない)
独自ドメインは、〇〇.comの「〇〇」の部分を任意の文字列で取得できます。例えば、「example.com」など、任意の文字列にできます。
独自ドメイン永久無料特典
通常、独自ドメインは初期費用1円から有料で取得できます。しかし、エックスサーバーでは独自ドメインを2つ無料で取得できる特典が付いています。
特典を利用するには、ログイン後の画面左側から「各種特典お申し込み」を押します。
各種特典お申し込みの画面から「選択する」を押します。
独自ドメイン永久無料特典のページで「この特典を利用する」を押します。
- 新規取得または移管申請を選択
- 任意のドメイン名の入力と拡張子を選択
- 「検索する」を押す
- 取得できる拡張子を確認し、選択します。
- 「選択したドメインの取得申請をする」
- 特典の取得申請内容を確認
- 「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意にチェック
- 「取得申請をする」を押す
これで独自ドメイン永久無料特典の取得申請は完了です。
独自ドメインの有料取得
すでに独自ドメイン永久無料特典で2つ取得した場合や3つ以上取得したい場合は、有料で取得する必要があります。
有料で独自ドメインを取得するには、公式サイトからメールアドレスとログインします。
管理画面内にある「ドメイン取得」を押します。
任意の文字列を入力します。その下の「.com」や「.net」なども選択できますが、拡張子によって年間更新料が変わりますので、ご注意ください。
なお、任意の文字列を入れてもすでに取得されている場合があります。その場合は、別の文字列をご検討ください。
続いて「ドメインを検索する」を押します。
- 取得したい拡張子にチェック
- 「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意するにチェック
- 「お申込み内容の確認とお支払いへ進む」を押す
お支払い方法を選択し、「決済画面へ進む」を押します。その後お支払いをすれば完了です。
エックスサーバーにログインすると取得した独自ドメインが表示されます。
独自ドメインの設定方法
取得した独自ドメインを設定するには、ログイン後の画面から契約したサーバーID右側の「サーバー管理」を押します。
サーバーパネルから「ドメイン設定」を押します。
「ドメイン設定追加」を押します。
- 取得した独自ドメイン名を入力
- 「確認画面へ進む」を押す
「追加する」を押します。
これでドメイン追加の設定が完了です。
WordPressの設置手順
ここでは、エックスサーバーでウェブサイト作成ツールのWordPressを設置する手順を解説します。
設置手順としては、はじめにサーバーパネルから「WordPress簡単インストール」を押します。
追加したドメインの中からWordPressを設置したいドメインを選択します。
次のページへ「WordPressインストール」を押します。
- サイトURLの選択
- ブログ名(ホームページの場合はサイトタイトル名)
- ユーザー名:半角英数字、半角スペースと一部の記号
- パスワード
- メールアドレス
- キャッシュ自動削除:初期設定(ON)でOK
- データベース:初期設定(自動でデータベースを生成する)でOK
- 全て入力したら「確認画面へ進む」を押す
※それぞれ入力できる文字数や記号などは、項目右側の(?)にカーソルを合わせると詳細が表示されます。
内容を確認し、「インストールする」を押します。
これでWordPressが設置されました。表示されている「管理画面URL」を押すと、WordPressのログイン画面へアクセスできます。
その後、WordPressの初期設定やデザインテンプレートを選択するなど、お好みに合わせて構築できます。
デザインテンプレートは無料でも提供されていますが、デザイン性が高く、高機能な有料テンプレートも販売されています。
まとめ
エックスサーバーは、国内シェアNo.1の高速・多機能・安定性の高いレンタルサーバーです。
私が過去に使った5つのレンタルサーバー(Conoha、ファイヤーバード、ロリポップ、さくらのレンタルサーバー)の中でもかなりハイクオリティです。
個人的には、アップロードしたWebサイトが高速表示なだけでなく、サーバー管理画面も高速表示な点が高評価です。
エックスサーバーは、はじめに10日間無料体験をする事ができます。また、実際に利用している筆者の紹介リンク経由だと、最大で1万円割引で申し込めます。
どんなレンタルサーバーなのか、一度チェックしてみてください。