楽天モバイルは7月7日、同社の携帯電話サービス契約数が900万回線を突破したと発表しました。
契約数の増加は、通信エリアの拡大や無制限プラン「Rakuten最強プラン」の提供に加え、家族や若者、シニア層を対象とした各種割引プログラムの効果によるものとみられます。
特に、対面契約が可能な「楽天モバイルショップ」での契約数が好調で、2025年1月から5月の期間に前年比約1.2倍に増加しています。
外国籍の利用者にも配慮し、多言語対応のスタッフ配置や書類整備を進めた結果、同ショップにおける外国籍顧客の契約割合は25%に達しました。
筆者が以前訪れた楽天モバイルショップでも、流暢に日本語を話すアジア系の外国人スタッフが対応していました。
当時は「日本人だけでなく、日本在住の外国人にも対応するためだろう」と思っていましたが、やはり多言語対応スタッフを配置していたようです。
楽天モバイルは2019年の参入以来、「携帯市場の民主化」を掲げてサービスを拡充してきました。2024年には4種類の割引プログラムを開始し、2025年10月には動画配信サービス「U-NEXT」とのセットパック「Rakuten最強U-NEXT」を提供する予定です。
先行キャンペーンの効果もあり、今後も契約者数のさらなる増加が見込まれます。
同社は今後も通信品質の向上と、ユーザーに寄り添ったサービスの提供に注力していくとしています。
※楽天モバイルは、楽天モバイル株式会社の商標または登録商標です。
※U-NEXTは、株式会社U-NEXTの商標または登録商標です。