「PIXTA(ピクスタ)で素材を探したいけど、うまく検索できない…」そんな悩みを抱えていませんか?
画像・動画素材サイト「PIXTA」は、高品質な写真・イラスト・動画などが揃う素材サイトですが、点数が多いぶん「欲しい画像にたどり着けない」と感じることもあるかもしれません。
この記事では、
- 「PIXTA 画像 検索」の基本的な使い方
- 初心者でも迷わない検索キーワードの工夫
- 画像・動画のダウンロードできるサイズと形式
など、PIXTAの画像検索を使いこなすためのポイントをわかりやすく解説します。
PIXTAの画像検索の使い方
トップページから検索する方法
PIXTA定額制プランで素材をダウンロードするには、トップページから検索できます。
絞り込み検索機能
トップページから検索した後、以下のページが表示され、3カ所からさらに絞り込むことができます。
1. 検索窓
検索後の画面では、さらにキーワード検索をしたり、キーワードを除外したり、画像検索ができるなど、複数の機能が備わっています。
- キーワード検索
- 新着素材
- 除外キーワード
- 画像検索(画像をアップロードして検索)
- カテゴリーの選択:写真・イラスト、写真、イラスト、ベクター、動画、音楽、ブランド素材、クリエイター
2. 絞り込み条件1
左サイドバーにある絞り込み条件からは、素材のタイプや、モデルの人数・人種・表情など、かなり細かく指定ができます。項目が多いため、特に絞りたい条件だけを指定してもOKです。
- 素材タイプ:写真・イラスト、写真のみ、イラストのみ、ベクター、PNGのみ
- AI生成素材:指定なし、除外する、AI生成素材のみ
- Premium素材:指定なし、Premium素材のみ、Premium素材除く
- 人物指定:指定なし、人物あり、人物なし
- 性別:指定なし、男性、女性
- 写っている人数:指定なし、1人、2人、3人、4人
- 写っている人の年代:指定なし、赤ちゃん、子ども、10代、20代、30代、40代、50代、60代〜
- 顔の位置:指定なし、左側、中央、右側
- モデル情報:指定なし、日本人
- 表情:指定なし、笑い、泣き、怒り、驚き、悩み
- 類似素材の表示:指定なし、表示を減らす
- 購入された回数:指定なし、0回の素材のみ、1回以上の素材
- 購入できるサイズ:指定なし、S、M、L、XL
- 構図:指定なし、引き、標準、望遠
- 色:なし、15色から選択、色を指定して選択
- 写真の向き:指定なし、横長、縦長
- 投稿された国:指定なし、国内素材、海外素材
- 定額制素材の対象素材:指定なし、対象素材のみ
- PIXTA限定素材の表示:指定なし、PIXTA限定素材のみ
- ブランド素材の表示:指定なし、ブランド素材のみ、ブランド素材除く
3. 絞り込み条件2
検索窓の下にある絞り込み条件では、素材の絞り込み、関連カテゴリ、販売開始日などで絞り込めます。特に「表示」の項目にある「おすすめ順」「販売回数順」で絞ると人気の素材を確認できますので、おすすめの機能です。
- 素材で絞り込む:画像全て、写真、イラスト
- 関連カテゴリ
- 関連キーワード
- 販売開始日:指定なし、過去1ヶ月、過去6ヶ月、過去1年、過去2年
- 表示:おすすめ順、新着順、販売回数順
PIXTAで素材のサイズ指定とダウンロード方法
検索後に画像のサムネイルなどを押すと、サイズを指定してからダウンロードできます。ダウンロードは、単品購入するか定額制プランに申し込む必要があります。
- 「定額制」タブを選択し、サイズを選択
- 「ダウンロード」を押す
※素材によってダウンロードできるサイズが若干違います。
画像・イラストのサイズ
PIXTAでは静止画(写真・イラスト)を以下のサイズ区分で提供しています。各サイズごとに想定されるピクセル数(長辺×短辺の目安)と解像度が決まっています。
- Sサイズ :約640×480px程度(72dpi)
小さめのWeb画像向けサイズです。ブログやホームページ等、オンライン表示用におすすめですが、大きいサイズが必要な場合はMサイズもご検討ください。 - Mサイズ:約2400×1500px程度(300dpi)
ポストカードやA5用紙程度の印刷に対応できる中程度のサイズです。Webにも高精細画像としても利用可能です。
※アイキャッチ画像として利用する場合は横1200px程度にリサイズするのがおすすめです。 - Lサイズ:約3200×2400px程度(300dpi)
A4用紙サイズの印刷やパンフレットの表紙などに適した高解像度のサイズです。 - XLサイズ:約5200×3900px程度(300dpi)
A3用紙サイズ程度までの大判印刷に対応できる非常に高解像度のサイズです。
これらのピクセル数はあくまで目安で、実際の画像によって多少異なる場合があります。そのため「程度」と表記しています。解像度(dpi)は印刷時の指標であり、Web表示には関係ありませんが、PIXTAではSサイズのみ72dpiで、M以上は300dpi相当を想定しています。
画像・イラストのファイル形式
PIXTAでダウンロード可能な静止画のファイル形式には、主にJPEG、PNG、そしてイラスト用のEPS形式があります。それぞれ特性が異なり、素材によって提供される形式が決まっています。
- JPEG(JPG)形式
写真素材および多くのイラスト素材の基本形式です。すべてのサイズ(S〜XL)で提供され、一般的な画像形式として幅広く利用できるためオススメです。写真素材はJPEGのみで提供されます。 - PNG形式
イラスト素材向けの形式です。背景が透過された画像(透過PNG)で提供されることがあり、イラストやアイコン素材で選択されています。なお、PNG形式で提供されている素材を購入した場合、同じ素材のPNGとJPEGのファイルの両方をダウンロード可能です。 - EPS形式(ベクター形式)
イラスト素材向けのベクターデータ(拡張子 .eps)です。Adobe Illustratorなど専用ソフトが必要ですが、このデータは拡大縮小しても画像が粗くならないため、一つのファイルで名刺から看板まであらゆるサイズの出力に対応できます。PIXTAではAdobe Illustratorのネイティブ形式(.ai)は扱っておらず、EPS形式で提供されています。
※単品購入時には購入後にファイル形式を変更することはできません。たとえばあるイラスト素材にJPEG版とEPS版が提供されている場合、JPEGで購入した後にEPSを入手するといった切り替えはできないため、ご利用目的に合った形式・サイズを選んで購入する必要があります。
動画のサイズ
PIXTAでは、動画素材は主に以下の解像度で提供されています。
- HD(1280×720px)
ウェブサイトやSNSでの使用にオススメです。 - Full HD(1920×1080px)
YouTubeや企業サイト、プレゼンテーションなど、一般的な用途に広く使用されます。 - 4K(3840×2160px)
高精細な映像が求められるテレビCMや映画、デジタルサイネージなどのプロフェッショナルな用途に適しています。
これらの解像度は、動画の画質やファイルサイズに影響を与えます。一般的に、解像度が高いほど画質は向上しますが、ファイルサイズも大きくなります。
動画のファイル形式
動画素材は主に以下の形式で提供されています。
- MP4形式
最も一般的な形式で、ほとんどのデバイスや編集ソフトで再生・編集が可能なためオススメの形式です。 - MOV形式
主にApple製品で使用される形式で、QuickTime Playerなどで再生できます。
購入時には、使用目的や編集環境に応じて適切な形式を選択してください。
よりよい検索結果を得るためのコツ
- 抽象ワードは避ける(例:「素敵」→「木漏れ日のある公園」など具体化)
- カメラアングルや状況で絞る(例:「俯瞰」「屋外」「会議風景」)
- 日本語と英語を使い分ける(一部素材は英語タグの方がヒットしやすい)
それでも見つからない?そんなときは…
- 検索履歴やお気に入り機能を活用
- 定額プランなら複数の類似素材をダウンロードして比較も可
- カテゴリーから探す方法もおすすめ
まとめ
PIXTAで画像をうまく検索するには、キーワードの工夫と検索アシスタントの活用がカギです。
大量の素材の中から目的の画像をスムーズに見つけられれば、Web制作や資料作成の効率もぐっと上がります。
まずはシンプルなワードから試して、絞り込み検索機能にも目を通してみてください。慣れてくると、PIXTAの検索がどんどん快適になります。