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メタバースを無料で作れるWPプラグイン「Vma plus Station」
メタバースが注目を集める中、誰でも手軽にメタバース体験を提供できるようになりました。
サイト作成ツールのWordPress(ワードプレス)で使える「Vma plus Station(ブイマ・プラス・ステーション)」を使えば、プログラミングスキル不要で、無料で簡単にオリジナルのメタバース空間を構築できます。
この記事では、このWordPressプラグイン(拡張機能)の特徴や、実際に使ってみた感想などをお届けします。
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Vma plus Stationとは?
「Vma plus Station」は、WordPressにインストールすることで、誰でも簡単にWebサイトにメタバース空間を構築できる画期的なプラグインです。
複雑な設定は一切不要で、直感的な操作で自分だけのメタバース空間を構築できます。
主な特徴
- メタバースやプログラミングの知識がなくても、直感的な操作で作成できる。
- 数ステップの設定だけで、メタバース空間を立ち上げることができる。
- メタバース空間に画像とリンクを設定し、他のWebページや動画にアクセスできる。
- キャラクターを操作して、空間内を移動することができる。
- 有料版は、さまざまなアバターやメタバース空間を設定することができる。
メリット
- プラグインの基本機能は無料で利用できる。
- メタバースの制作にかかる時間を大幅に削減できる。
- メタバースの制作にかかる費用を大幅に削減できる。
- ユーザーがキャラクターを操作してメタバース空間を楽しめる。
- メタバース空間から、画像ギャラリーや各リンク先のPRができる。
デメリット
- 無料版では、機能が限定される。
- 無料版のデザインのカスタマイズは限られている。
これらのメリット・デメリットがありますが、手軽にメタバース空間を作りたい方、ホームページに独自性を出したい方に向いていると思います。
Vma plus Stationの使い方と体験レビュー
Vma plus Stationのセットアップは驚くほど簡単でした。WordPressのプラグインを追加するだけで、すぐに使用できます。
出典:Vma plus Station – WP Plugin
その後、セッティング画面を開くと、以下のような簡単な設定をすることができます。
- SELECT WORLD:メタバースの背景を選べますが、無料版は一つのみです。
- MANAGE SITE PATH:メタバースのページのURLを変更できます。初期設定は「/playcanvas」。
- MANAGE IMAGE:メタバース内に最大18枚の画像とリンクを設定できます。
設定画面がシンプルで項目も少ないため、簡単に設定することができました。
設定が終わったらメタバースのページを開くと、以下のような画面が表示されます。
出典:Vma plus Station – WP Plugin
- キャラクターのコントローラー
- 自分で設定した画像とリンク(今回は当サイト内の画像とページをリンク)
- プラグインの説明(英語)
- メタバース空間の上下の操作
キャラクターの操作はコントローラーにカーソルをあわせて上下左右に動かします。スマホゲームに慣れている方であれば、簡単に操作できると思います。
設定画面では画像サイズの指定がありませんでしたが、横長の画像を設定してしまったため、画像が縦に縮んでしまいました。どうやら縦長の画像の方が良いようです。
設置した画像にカーソルを合わせて押すと、リンク先のページに飛びます。
Vma plus Stationは、プラグインのインストールと画像やリンクの設定のみですので、とても簡単にメタバース空間を作れました。
無料版では制限がありますのが、簡単に作成できたことと、キャラクターの操作を楽しめました。
ユーザーに楽しんでもらいながら、空間内に設置した画像をリンク先をPRするのに良いかもしれません。
メタバース空間ページのSEO評価
このプラグインを使用すると、WordPressの固定ページが一つ使用され、そのページにアクセスするとメタバース空間が現れます。
この固定ページでは、初期設定の記事タイトルが「PlayCanvas」になっており、記事URLも同様になっています。
とりあえず、タイトルと記事URLは変更できますが、このメタバース・ページの検索エンジン対策(SEO)の評価が気になるところです。
出典:Vma plus Station – WP Plugin
そこで、生成AIのGoogle Geminiに聞いてみたところ、以下のような回答が帰ってきました。
※生成AIはハルシネーション(誤った回答)を起こすことがありますので、あくまでも参考までにご覧ください。
このように、当記事の更新時点では、メタバース空間ページのSEO対策はやり辛いようです。
もし、メタバース空間のページを作成する場合は、以下2つを検討した方が良さそうです。
- ページをnoindexにする(検索エンジンに読み込ませない、表示させない設定をする)
- 記事タイトルなどキーワードに合わせて設定し、検索順位の様子を見る
まとめ
WordPressプラグイン「Vma plus Station」を使えば、誰でも簡単にメタバース空間を構築できます。
ご自身のウェブサイトをより魅力的にしたい方は、ぜひ一度試してみてください。