近年、オンライン広告を目にする機会が増えましたが、海外で合法でも日本国内において違法なサービスの広告も表示される場合があります。
以前、あるお笑い芸人が違法だと知らずに、日本国内では違法なサービスを利用してしまった報道がありました。違法行為への関与は、法的責任を問われるだけでなく、社会的信用を失う可能性もあります。
今回は、Webサイトに広告を掲載し、広告のクリックや表示によって収益を得るためのサービス「Google AdSense(アドセンス)」で指定の広告をブロックする方法について解説します。
Google AdSenseで指定の広告を停止する方法
Google AdSenseで指定の広告をブロックする方法はいくつかあります。ただし、ある程度非表示にできますが、完璧な方法ではありませんので運営者側もユーザー側も注意が必要です。
デリケートなカテゴリのブロック
AdSenseの管理画面の左サイドバーから「ブランド保護」>「コンテンツ」>「ブロックのコントロール」を選択します。
「デリケートなカテゴリ」から「デリケートなカテゴリを管理」を選択します。
特にブロックしたい広告カテゴリの右側から「ブロック済み」のボタンをONにします(青色に変わります)。
とりあえず、これで指定の広告がブロックできますが、完全ではありません。この他にも以下のようなブロック方法があります。
広告主のURLをブロック
同様に、AdSenseの管理画面の左サイドバーから「ブランド保護」>「コンテンツ」>「ブロックのコントロール」を選択します。
「広告主のURL」の項目から「広告主のURLを管理」を選択
「URLを入力してください(複数の場合はカンマで区切る)」からブロックしたいURLを入力して、右側の「検索」を押します。
入力したURLを確認して、右側のボタンを押すと、「許可済み」が「ブロック済み」に変わります。
広告レビューセンターで個別にブロック
サイト上ですでに表示されたことのある広告を、個別にブロックすることもできます。
AdSenseの管理画面から「ブランド保護」→「コンテンツ」→「広告レビューセンター」を選択し、表示された広告内から個別にブロックできます。
Googleアドセンスで広告を停止する場合の注意点
これらの設定を行っても、完全に指定の広告をブロックできるわけではありません。
特定の広告は、直接的な表現だけでなく、別のカテゴリに偽装して表示される場合があります。ブロック設定は定期的に見直し、指定の広告が表示されないように管理しましょう。
これらの方法を組み合わせることで、Google AdSenseで指定の広告を効果的にブロックすることができます。
まとめ
この記事では、Google AdSenseで指定の広告をブロックする複数の方法をご紹介しました。これらの方法を組み合わせることで、指定の広告表示を大幅に減らすことができるでしょう。
しかし、完全にブロックすることは難しい場合もあります。定期的に広告レビューセンターを確認し、新たな指定の広告が表示されないように注意することが重要です。